ときどき

日々の、ちいさな記録

2021-01-01から1年間の記事一覧

もう少しだけ

毎朝6時半 めざましテレビをつける もう少しだけが聞こえてくると あぁ、今日も一日頑張るかと思える もう少しだけ頑張ってみる 少しだけ勇気を出して、手をあげてみる 少しだけ勇気を出して、自分の気持ちを言葉で伝えてみる その少しの勇気で、一日が明る…

それから

街灯のない道 少しでこぼこ 寒いね さむいね オリオン座 誰もいない公園 点滅する信号 歩きなれた道 それから あの川の向こうには何があるのかな 何かなあ 行ってみたいね そうだね いつか、ね

目的へ

目的。もくてき。 平仮名にするとたった4文字。 目と的 わたしがどれだけお前に頭を悩ましたことか 目的へ わたしはお前のことが嫌いだ 目的のことを考えるのはとてもしんどく大変頭を使う でも、目的が明確になっていくと道が拓ける 一歩でも三歩でも前進で…

終わりがあるという愛おしさ

終わりがあるから愛おしさを感じる 大切にしたいと思う 私ときたら 感じたい充実感など感じられるような日々ではなく 毎日を生きるのに精一杯である。 見覚えのないあざ キリキリ痛む胃 戦場 束の間の休息 そしてまた戦場といったところか。 そう感じたまま1…

1096日

一週間ほど前だけど、付き合って3年がたった。 本当に色んなことがあった。 基本的にはいつも穏やかで楽しい 怒るのは決まって私の方で、なだめられるのがよくある構図だ。 もう何度言ったか分からない朝のおはようにも夜のおやすみにも、 未だに喜びや安堵…

言葉の力

そうしてわたしは今日も 言葉に支えられている と思い出した 愛でいいよ 一緒に暮らすために何を準備しようか、自分にできることはなんだろうかと考えるわたしに、彼は一言冗談っぽく、でも真っ直ぐにそう言ってくれた。 現実に囚われ、狭くなる視野を一気に…

匂いと記憶

不安や寂しさにかられる気持ちに追い討ちをかけるようだった。 今朝まで一緒だった枕からはかぎなれた匂いがした。 それだけだった、ただそれだけなのに どうしようもなく涙が溢れて止まらなくなった 一瞬のうちに夜のこと朝のことすべてを思い出し、一緒だ…